J-Startupとは、経済産業省が2018年に開始した日本のスタートアップ企業を世界に輩出するための支援プログラムです。

その主な内容は以下の通りです。
日本の約1万社のスタートアップ企業の中から、トップベンチャーキャピタリストやアクセラレーター、大企業のイノベーション担当者などから推薦された有望企業を選定する。

選定された「J-Startup企業」に対し、以下の支援を行う。

海外展示会への出展支援
海外進出時のサポート
大企業とのビジネスマッチング機会の提供
専門家によるメンタリング
政府高官によるウェルカミングプログラム
マーケティング支援
2023年度からは、社会課題の解決を目指す「インパクトスタートアップ」を重点支援する「J-Startup Impact」プログラムを開始した。

目標として、2023年までに時価総額10億ドル以上の「ユニコーン企業」を20社輩出することを掲げている。

J-Startupは、日本発のイノベーティブなスタートアップを発掘し、グローバル展開を後押しすることで、日本の産業の新陳代謝と国際競争力の強化を図ろうとする政府主導のプログラムです。CESやSXSWなど世界的なテックイベントでの出展支援などを通じて、日本のスタートアップのグローバル化を推進しています。