会社設立時の創業融資について
起業の際、どんな事業であっても必要になるものが「お金」です。起業資金を貯めておくということは起業の最低条件であるといえます。
そこで、毎月一定額を通帳に記帳するという作業が大切になる場合があります。なぜかというと、信頼性を得るためです。起業時に創業融資の利用を考えた際にこのように貯蓄をしていないと、貯蓄してきたお金を金融機関に自己資金として認めてもらえない可能性があるからです。
※「自己資金」とは返す必要のないお金のことです。金融機関からすると「自己資金」の金額や出どころは、審査の際の重要なチェックポイントになります。毎月一定額の積立金が通帳記帳されていれば、起業用資金としてコツコツお金を貯めてきたことをアピールできます。また、金融機関の心証が良くなります。毎月一定額の記帳を心がけることが重要です。
創業融資の審査では、公共料金や家賃の支払いに滞納の履歴がないかに関して、預金通帳(引き落としの場合)を通してチェックされますので、審査に備えきっちりと支払いがされていることを明確に証明できる様な状態にしておくことが必要になります。
創業融資ってなに?
何か新しい事を始める時には、それなりの資金が必要となります。その新しい事柄が「事業」であった場合には、特に大きな資金が必要です。創業融資というのは、「起業を考えている」「独立しようと思っている」「開業を目標にしている」などのように、事業に関して新しく始める際に自身で集めた資金だけでは足りず、他者から資金を借りて事業のスタートを目指すことを指します。融資は、資金を借りているのだから返すことが大前提にあります。
創業融資にはどんな方法があるの??
金融機関
一般的に知られている方法として、金融機関を通して資金を借りることがあげられます。その中でも、多く利用される金融機関の一つが、「日本政策金融公庫」です。「日本政策金融公庫」は、国が100%で出資をしている政府系金融機関で、創業融資(新創業融資制度)についても力を入れていることで有名です。また、他の金融機関に比べて金利が比較的低い、保証料も不要ということもあり、創業を考えている方の多くが利用している融資の方法です。
もちろん、私たちが身近に利用する「銀行」や「信用金庫」等でも保証協会付き融資(マル保)の開業パワーアップ資金※や各自治体の制度融資等も取り扱っているため、もし興味がある方は調べてみてはいかがでしょうか。
※静岡県信用保証協会では、開業パワーアップSという信用保証料がゼロになるお得な制度融資もあります
家族や友人
あまり創業融資としては、考えられにくい方法かと思いますが、家族や友人、親戚等から資金を借り、起業を目指すということも立派な創業融資です。大きな資金が動くため、友人から借りるということは、起業後のよっぽどの自信がない限り難しいかもしれませんが、家族ともなれば別です。“身近な存在”かつ“起業に関しても比較的応援してくれる”という面からも、資金を借りることもあるのではないでしょうか。
上記では、融資を受け、資金を集める方法についてご説明しましたが、融資ではなく、資金を集める方法はないのでしょうか。当然、融資ではなくても資金を集める方法はあります!
その代表例というのが、以下の通りです。
みなさんも聞いたことがありますよね。
インターネットを活用したクラウドファンディング、投資家(VC・エンジェル投資家)からの投資、金融機関からの融資、行政や自治体からの補助金・助成金など、資金調達の手法は様々です。
現在では起業に限らず、個人事業単位でも資金を調達する方法は多様化しています。ご自分の状況に合った資金調達方法を探ってみましょう。
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