地方での採用、諦めていませんか?
地方企業だろうと、採用はできます。
静岡発の、いわゆる地方ベンチャー企業の弊社は、 3年間で56名の学生を、採用単価3万円で採用しています。
具体的なデータをもとに、地方企業だからこその戦い方をお伝えさせていただきます。
まずは、ポジティブなデータから。
現在、地方の中堅・中小企業の65%が人手不足という課題を抱えている一方で、大卒新卒者の約3割が3年以内に離職している。同時に大都市圏の若者の地方移住・就職の相談窓口への問い合わせは、
10年間で10倍以上増となっており、地方移住に関心を持つ若者が大きく増加している。
出典:【都市圏若者×地方企業】人材マッチングで若者の地方移住・転職を推進!
さらに、独立行政法人労働政策研究・研修機構の調査によると、地方に「戻りたい」「やや戻りたい」としている地方出身者の割合は45.1%もいることがわかりました。
つまり、学生・求職者側の理想としては、地方に戻りたい!という想いがあることがわかると思います。
なぜ、地方企業は採用が難しいのか
結論、企業側の受け入れ態勢、ブランディング不足と、学生・求職者側の自己理解の不足と経済的な不安により、
実際にUIターンをすることのイメージがつかず、希望者が就職活動に踏み切れなくなっているからです。
もう少し具体的に見てみると、
例えば、学生側は、3年生の冬頃か4年生になった頃から自分が何をしたいのか、どうありたいのか考えろと言われ就職活動を始めます。情報が溢れすぎているなかで、ジャム理論的に、自分の価値判断基準をもって正しく選択するなんて出来ません。
有名企業に内定をもらったらすごい、地方はつまらない、都市で働くのが刺激的という考え方に洗脳されてしまい、
地方企業で働く選択肢を除外してしまうのです。
一方企業側も、東京や大阪などの企業と同じような時期に、同じような手法で採用活動を行うので、
学生・求職者へ情報が届かない、魅力を感じてもらいにくいことも、また事実です。
コロナの影響もあり、選考の為だけの企業訪問には、二の足を踏んでしまうことは容易に想像できます。
繰り返しになりますが、
企業側:知ってもらえない、受け入れ態勢が整っていない
学生側:地方企業の情報がわからない、自己理解が出来ていない、経済的に不安
という課題点があり、
想いは重なっていても、まるでかみ合っていません。
地方企業の戦い方とは?
上記の課題点を踏まえ、こと新卒採用でいうと、
地方企業だからこそ、1,2年生からの長期インターンシップの実施をおすすめします。
理由は大きく2点。
1. ライバルが非常に少ない。認知が見込める。
日本最大級の長期インターンシップサイトの掲載社数は、1,000件もありません。
大手媒体掲載社数26,367社と比べ、学生に認知してもらえる可能性は、格段に上がります。
掲載費用も無料~あり、長期インターンの採用にかかる相場は、10万円~15万円程度となっています。
費用対効果は、抜群です。
わざわざ有象無象の企業群と、同じ土俵で戦う必要はありません。
2. ミスマッチなく、自社の魅力を感じてもらえる
短期インターンの場合だと、短期インターン専用に、実務とは異なる準備をする必要がありますが、
長期インターンシップの最大の特徴は、実際の業務を行うことです。
そうすることで、実際の業務イメージと違った、であったり実際に働く人間関係がイメージと違ったなどの、
入社前と入社後のミスマッチもなくなります。
長期インターンであれば、インターンの為だけの工数を割く必要ありませんし、
何と言っても優秀な学生を長期で雇いながら、自社の”人”の魅力で勝負できます。
採用ターゲットになるZ世代と呼ばれる彼ら彼女らは、自分の好きなものを「推す」人たちです。
そしてその推された情報を、信用しシェアします。 こと新卒採用においても、同じことが言えます。
つまり、インターンシップにより、社風、事業内容などが認知され、企業ブランドが確立されれば、
それらに共感する質の高い母集団が形成され、SNSでシェアされ、自社のファンが勝手に増えていきます。
地方の中小企業、ベンチャーや、不人気業界の企業は特に、 費用を抑えて自社の存在を広く深く認知させることができることは、採用成功に大きな意味を持つはずです。
最後に
インターンシップ参加後の内定承諾率は? 意味あるの?と思われる方も多いかもしれません。
実際に、内定を承諾している約4割が、インターンシップが承諾のきっかけと回答しているデータがあり、
さらに、インターンシップ参加前、「この企業に就職したい」と答えた学生は25.2%でしたが、
インターンシップ参加後は 45.0%へと、約 20 ポイント増えているデータもございます。
出典:Job総研 「22年卒 インターン実態調査」を実施 | JobQ[ジョブキュー] (job-q.me)
とはいえ、考えなしに長期インターンシップを実施してもあまり効果は見込めません。
まずは自社の理解をし、ペルソナの明確化、ファンになるようなカスタマージャーニーを打ち立て、
長期インターンシップで囲い込む必要があります。
難しいことはありません。 ペルソナを理解し、パーソナライズした情報で個別に訴求していくだけです。
事実、静岡発の地方ベンチャー企業の弊社も、 3年間で56名の学生を月額単価3万円で採用しています。
ご興味頂ければぜひお問合せください。ノウハウをお伝えさせて頂きます。
まとめ
地方ベンチャーの1つである弊社でも実際に、学生インターン15名に全国各地からジョインしており、
フルリモートで業務に取り組んでもらってます。弊社では自社での実経験を活かし、
リモートワーク、オンライン採用活動の支援を積極的に行っており、地方の人材不足を解決を目指しています。
また、弊社主催で行ったオンライン就活セミナーでは、全国各地から総計200名近くの就活生にリモートでご参加いただき、地域差にとらわれない人材採用への意識を広めています。
弊社では、広報・社会労務士・キャリアコンサルタント・補助金活用・学生
採用コンサルタントの知見を総動員で、貴社をサポートいたします。
ご活用ください。