
まちの風景を変える、新たな挑戦。「lanescape」が描く沼津の未来とは?
今回は、静岡県沼津市で「まちづくり×不動産」の領域で注目を集める「一般社団法人lanescape(レーンスケイプ)」の活動についてご紹介します。沼津の人気青果店「REFS」の小松浩二氏が代表を務めるこの会社。
一体どのような想いで設立され、どんな事業を展開しているのでしょうか?
1. 点と点をつなぎ、新しい風景を。設立の想い
lanescapeが設立されたのは2017年。「公共と民間の狭間をつなぐ」というミッションのもとスタートしました。
社名には、こんな素敵な意味が込められています。

まちに点在するユニークな事業(点)を道(Lane)でつなぎ、それがエリアとなって新しい風景(Landscape)を生み出す。
単なる不動産屋でも、イベント屋でもない。「風景をつくる」という視点が、この会社のユニークなところです。
2. 空き家が「まちの拠点」に。
lanescapeは、沼津市のリノベーションまちづくりの中核(家守会社)として、さまざまな遊休不動産に新しい命を吹き込んでいます。
遊休不動産の転貸・再生
オーナーが持て余している空き物件を借り受け、リノベーションを実施。そこに、まちにとって必要なプレイヤー(テナント)を誘致します。事例: シェアオフィス「NUMAZU DESIGN CENTER」、ダンススタジオ「El Pasito」など
「暮らすように泊まる」宿の運営
かつての港町の風情が残る沼津市魚町エリアで、一棟貸しの宿「魚町 蔵ノ上」を運営。観光客に、まるで住んでいるかのような深い滞在体験を提供しています。公共空間の活用
狩野川沿いの空間活用やナイトマーケットの運営など、誰もが使えるパブリックスペースの賑わいづくりにも力を入れています。
3. 「食」から「まち」へ。REFSとの深いつながり
代表理事の小松氏は、熱海や沼津で人気の青果店「REFS」の店主でもあります。
REFSでは「食と農をつなぐ」ことで、生産者と消費者の架け橋となってきました。lanescapeではその視点を「まちと人をつなぐ」ことへと拡張。「食」というソフトと、「空間」というハードの両面から、沼津という地域の価値を高める活動を続けています。
4. まちを編み直す、「家守(やもり)」という役割
lanescapeが果たしている役割は、沼津において江戸時代から続く「家守(やもり)」の現代版とも言えます。
かつて家守は、長屋の管理だけでなく、住人の世話やコミュニティの調整役を担っていました。小松氏たちが目指すのも、単なる不動産管理ではなく、「まちの人間関係を編み直す」ことです。
クリエイティブな化学反応
「NUMAZU DESIGN CENTER」では、デザイナーやクリエイターが集うことで、単なるオフィス以上の化学反応が起きています。ここから生まれたアイデアが、商店街の新しいイベントやプロダクトへと形を変え、街に還元されています。「点」から「面」への広がり
2025年からは、沼津市中央公園の再整備事業にも参画。これまで手掛けてきた「点」としての拠点づくりから、公園を中心とした「面」でのエリアリノベーションへと、その挑戦はスケールアップしています。
5. あなたも「風景」の一部に
lanescapeの活動は、特別な誰かだけのものではありません。
「この街で何か始めたい」「面白い仲間と出会いたい」
そう願うすべての人に、ドアは開かれています。
6. 未来へ続く道
REFSで手にした野菜が、生産者の想いを伝えるように。
lanescapeが灯した明かりは、沼津という街のポテンシャルを照らし出しています。
食卓から街角へ、そして未来へ。
小松浩二氏とlanescapeが描く「Real Food Story」と「New Landscape」は、まだ始まったばかりです。
次は、あなたがその風景の中に飛び込んでみませんか?
「lanescape」は、ただ建物を直すだけでなく、そこに関わる「人」や「想い」をつなぐことで、沼津の新しい日常をつくっています。
REFSで美味しい野菜を買った後は、ぜひlanescapeが手がけた空間やイベントにも足を運んでみてはいかがでしょうか?きっと、沼津のまちがもっと好きになるはずです。
ブランドストーリー
まちの“点”と“点”が、ひと筋の“線”でつながる――
ランダムな偶然ではなく、想いの重なりで描き出される新しい風景。
沼津の路地裏に、そっと明かりが灯る。その光源は「lanescape」。
不動産の修繕でも、イベントの賑わい屋でもない。
この街に生きる様々な記憶や日々、誰かの夢――
それらが行き交う「道」を編み込み、街全体を“ひとつの物語”として再編集していく。
たとえば、かつて眠っていた蔵は、
「泊まる」の先に“暮らす”を差し出し、土地の空気ごと記憶を紡ぎ始める。
空き店舗は、誰かの“つながりたい”が集う拠点となり、
川辺のパブリックスペースには、この街のリズムと偶然の出会いがあふれる。
根っこには「人」がいる。
REFSの青々と輝く野菜のように、土とまっすぐな思いが息づいている。
“食”と“場”を乗せたレーンがまちに延びれば、
ここで籠もる日常が、じわりじわり――新しい希望へと染まっていく。
沼津の今に、風景という未来を。
lanescapeはつなぐ。
誰かの暮らしを、まだ見ぬ夢を、わたしとあなたの“これから”を。
今日もまた、沼津のどこかで、物語は静かに生まれ続けている。
さあ、あなたはこの風景のどこに立ちますか?
【沼津を“感じる・歩く・暮らす”体験へ】
REFSの旬を味わった後は、lanescapeのひらく新しい沼津へ。
歩きながら、触れながら、あなた自身の“未来のまち”を見つけてほしい。
風景になるのは、建物だけじゃない。ここで生まれる「つながり」そのものだから。

