この言葉の語源は、”un-“(不)と”bundle”(束、束ねる)を合わせた言葉です。つまり、「束ねられたものを解く」という意味になります。
アンバンドリングという言葉自体は、もともとコンピューター業界で使われ始めた用語でした。従来はハードウェアとソフトウェアがセットで販売されていましたが(バンドル販売)、それらを分離して個別に販売するようになったことから、この言葉が生まれました。
その後、この概念は金融業界などでも広く用いられるようになり、従来は一括して提供されていたサービスや機能を分解して個別に提供することを指すようになりました。
要するに、アンバンドリングとは「一体化されていたものを分解すること」を意味する言葉なのです。