MVPにおける「オズの魔法使い」とは、ユーザーに対して完全に自動化されたシステムやサービスを提供しているように見せかけながら、実際には人力で裏側の処理を行うMVPの手法のことを指します。
この手法の名前は、児童文学の名作「オズの魔法使い」に由来しています。作中で魔法使いは実際には何の力も持っていませんでしたが、カーテンの向こう側で人力で仮の魔法を演じていました。
同様に、オズの魔法使いMVPでは、人力で製品の機能を代替しながら、ユーザーには完全に自動化されたシステムが動作しているように見せています。