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Direct Public Offering(DPO)とは
Direct Public Offering(DPO)は、企業が証券会社や投資銀行などの仲介者を通さず、直接投資家に株式を販売して資金を調達する手法です。
DPOの基本的な仕組み
従来のIPOとの違い
IPOでは投資銀行が引受業務を行うのに対し、DPOでは企業が直接投資家と取引します
仲介者を排除することで、手数料を大幅に削減できます
対象企業
主に中小企業やスタートアップが利用
知名度が低くても、アイデアや理念に共感した投資家から資金を得られる可能性があります
DPOの特徴とメリット
低コスト・短期間での資金調達
最短1ヵ月で資金調達が可能
従来のIPOに比べて手数料を大幅に削減
柔軟な調達条件
企業が投資家に直接アピールできる
投資リターンを求める投資家ではなく、事業に関心を持つ企業や個人が対象
規制上の利点
1億円未満の募集として財務局に有価証券通知書を提出
実際の取り組み事例
EXPACTは自社でもDPOを実施しており、CFスタートアップパートナーズと提携して新しい株主募集手法に取り組んでいます。渋沢栄一が日本に持ち込んだ「株主の共同事業たる株式会社」の原点に立ち返った取り組みとして位置づけています。
DPOは、従来のIPOが現実的でない中小企業やスタートアップにとって、効率的で実現可能な資金調達手段として注目を集めています。