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O2OからOMOへ、中国企業から学ぶビジネスの潮流

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O2OからOMOへ、中国企業から学ぶビジネスの潮流

O2OからOMOへ、中国企業から学ぶビジネスの潮流

O2Oは、O2O(Online To Offline)です。これは、オンラインからオフラインへ、あるいはオフラインからオンラインへユーザーを誘導するアプローチです。SNSを更新して実店舗への来店を促したり、実店舗にSNSのURLやQRコードを載せたPOPを設置するなどがO2Oに当たります。

一方、OMOは、Online Merges with Offlineの略で、「オンラインとオフラインの融合」という意味です。この言葉は、Googleの中国トップを務め、ベンチャーキャピタルであるSINOVATION VENTURESを創業した李開復(リ カイフ)氏によって提唱された言葉です。

現在、業種や業界の垣根は破壊され、これまで交わることのなかった異業種のプレーヤーが新規参入してあっという間に既存プレイヤーをDisurpt(破壊)するケースも増えてきています。ブライダル産業やホテル/旅館業、小売業などの装置産業でもDXの流れは止められず、O2Oのみならず、OMOへの対応が迫らています。

つまり、オフラインをベースとしてビジネスを組み立てることはもはや時代遅れであり、今後はオンラインを起点としてオンラインとオフラインを融合させる「OMO」という視点でビジネスを作ることが重要です。

O2OとOMOの違い

O2OからOMOへのシフトは、すなわち「分断から融合へ」へシフトしていること、といえます。オンラインとオフラインを同一線上ととらえてビジネスを発想していくのがOMOです。

実店舗を持つプレイヤーはオフラインであっても、レジやカメラをオンラインと接続することでOMOの実践も可能です。また、店舗を訪れる消費者もスマホによってオンライン状態にあります。これらのデータを統合的に管理すれば、WEBの購買データや消費者の店舗における動線分析等をAIで解析することで、売上アップや業務改善につながる多種多様なデータを収集し、AIで分析することで利活用できるはずです。一般的に、「常にオンラインに接続している」状態のことを『アフターデジタル』と言います。

参考:アフターデジタル オフラインのない時代に生き残る

中国企業から学ぶビジネスの潮流

Luckin Coffeeは、テイクアウトをメインとしたスタンド型の店舗を中心に中国全土にFC展開するコーヒーチェーンであり、2019年4月には米国のNasdaqに上場しました。中国内ではスターバックス最大のライバル企業だと称されています。

Luckin Coffeeは、コーヒー/紅茶など30種類以上のドリンクを安価に提供し、中国市場で大きくシェアを伸ばすしています。理由は、スマホアプリから注文すれば数席程度のテイクアウト型の店舗に取りに行くか、同様に最寄り店舗からオフィスや自宅など指定の住所まで配達してくれるデリバリー型の店舗の2つに特化していることです。

▲アプリのUI/UX

Luckin Coffeeの特徴は、①店に入る→②メニューを選択→③並ぶ→④注文する→⑤支払う→⑥待つ→⑦受け取るという顧客体験を①店に入る → ②受け取るという単純なプロセスのみに短縮化しました。それによって利用者の待ち時間を大幅に短縮し、オペレーションの効率化と狭小スペースへの出店も可能としました。「場所にこだわらない」コンセプトどおり、実店舗に来店しない顧客層にも上手くリーチしています。

このようにオンライン注文/テイクアウト/デリバリーを前提とした場合、レジや座席が不要となるなど店舗に必要な機能を再定義することで店舗設計や店内のオペレーションも全く異なってきます。それらによって効率化できたコストを製品価格に反映することで、安価なコーヒーを提供することを可能にしたと思います。

モバイル決済とデリバリー市場が発達している中国特異の事例ですが業務フローを見直し、再定義する部分は見習うべきだと思います。OMOの実践は、多様化する顧客体験をデジタル技術を用いて向上する経営戦略と言えます。

小売業や飲食業など実店舗を持つ皆様も業務を再定義することで新たな店舗の形が見えてくるのではないでしょうか?弊社では、補助金やエクイティファイナンス等の資金調達を通じて新規事業の開発も支援しております。お気軽にご相談下さいませ。

 


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