【学生インターンインタビュー】裁量の大きな環境を活かし、チャンスを掴む。デザイナーの大角さんが語る「仕事への向き合い方」とは?
本日は、EXPACTライティングインターン生の森田(社歴約2年)が、同じくEXPACTデザイナーインターン生の大角さん(社歴4ヵ月)にインタビューをさせていただきました。ぜひ最後までご一読ください。
〜大角 萌寧さんプロフィール〜
立教大学観光学部4年生。EXPACTではデザイナーとして、アプリのUIデザインからTwitterキャンペーンのバナー作成まで幅広く活躍している。
ー普段から記事のアイキャッチ画像の作成などで、ライターの私としては大角さんにすごくお世話になっていますよね。本日はお話しできることを楽しみにしてきました!よろしくお願いします!
こちらこそ、じっくりお話しするのは初めてなので嬉しいです!よろしくお願いします。
ーEXPACTに参加したきっかけを教えてください。
一番最初にEXPACTに参加しようと思ったきっかけは、事業会社のポジションとしてのデザイナーとして働いてみたい気持ちがあったからです。というのは、EXPACTの前に1社インターンを経験していて、それがデザイン会社の中のデザイナーとしてのインターンでした。
そこでは、様々な業種・形態のクライアントにデザイン業務を委託されて、デザインの部分だけに携わっていたんですね。その中で、自社のプロダクトの作成に関わって上流のところから参画したいという気持ちが大きくなりました。EXPACTという会社の中で、他の職種の方と一緒にデザイナーとして働ける点に魅力を感じて、応募を決めたという背景です。
また、インターンの時点で裁量が大きくやらせてもらえるところに行きたかったことも大きいです。少数精鋭でやっていて、会社全体が同じミッションに向かっている環境でデザインを磨きたいと考えました。
ー一緒に働く人がみんなデザイナーという環境だったんですね。そういった意味では、EXPACTとは全然違いますね!
自社で働いてる人たちが全員デザイナーだと、デザインについていいアドバイスがたくさんもらえます。ただ、やっぱり狭く深い意見で一つの視点でしかないこともあります。
事業会社でデザイナーをやることの一番のメリットとしては、例えばマーケティングやライティング、人材領域の方などもいる環境で、いろんな立場から自分の作ったものに対するフィードバックがもらえることだと思います。あとは、みんなが同じ理念のもとで働いてるところでデザイナーとして働いてみたいというのは感じていたところです。
ただ、上司にデザイナーがいないので、自分が作ったものが最適解なのかであったり、直す部分が自分ではわからないという側面もあります。その点、一社目でその道の先輩方に囲まれたのはいい経験でしたね。
ー観光学部に通っていながらデザイナーをされているって珍しいと思うんですけど、何がきっかけでデザインを始められたんですか?
実は、デザイナーのキャリアについては完全に独学からスタートしました。最初のきっかけは、知り合いのエンジニアからアプリのデザインを頼まれたことです。私自身、色々なデザインを見るのが好きでして、たまたま声をかけてもらいました。
当時は、ツールの使い方や配色などの基礎知識も何もない状態ではあったのですが、全然知識がなくても漠然と「面白いな」と感じたんですね。デザインが、センスだけで決まるものではなく理論的に決まっていて自分で学んでいけるものだと気づいたときに、もっと極めたいと思いました。
ー未経験の状態でいきなりアプリのデザインをされたんですね!
アプリのデザインは、使うツールがグラフィックデザインと比べて特殊だったりはしますが、どんな順番でどの画面が出てくるかなどはセオリーで決まっているものが多いんです。
最初は、既存の事例を見比べてデザインを抽出していく作業が本当にできなくて。今になって一番最初に作ったものを見返すと、デザインと言えないようなものだと感じたりもしますね(笑)
ー記事のバナー作成などグラフィックデザインもされている印象がありますが、EXPACTでのメインの業務はアプリのデザインなんですか?
バナー作成とUIデザイン、半々くらいです。
UIデザインに関しては先日、『MealMiru』(食品ロスを抑えるサービス) のUI設計からクライアントへの提案まで、一貫して担当させていただきました。バナー作成では、スタートアップログのTwitterキャンペーン画像や記事アイキャッチの作成の他に、イベントのロゴ作成などのグラフィック業務を幅広く担当しています。
ーなるほど。UIデザインとバナーのデザインをどちらも経験された中で、違いなどは感じましたか?
自分が今までアプリやWebのデザインしかやってなかったので、「いかに要素を減らしてシンプルにするか」を重視してきました。一方で、バナー作成では「いかに情報を小さいバナーの中に詰め込めるか」が大事なんです。ただ情報量を多くしすぎても見にくいので、そこでバランスを取る感覚は初めて得るものでした。
未経験だったからこそ、ひたすらバナーデザインの基本の本を買って読み込むというインプットを重ねて、今はようやく人に見せるぐらいのデザインになったという感触です。これはEXPACTの特徴でもありますが、デザイナーの先輩がいないので教えてくれる人が存在しないんですよね。その分、自分でどんどん学んで実務に活かしてきました。
ー今まで4ヶ月いろんな業務に携わる中で、一番苦労したことはありますか?
苦労した業務は、先ほど少し触れた『MealMiru』のUIデザインの設計からクライアントへの提案までさせていただいたことです。クライアントとのミーティングの中でデザインを提案していくんですけど、限られた時間の中で自分の成果物を提示して、それについての質問とか指摘を受け付けて、その場でそれをざっくり反映させたイメージをまた見せて、ということをやっていました。毎回のミーティングの前にしっかり時間を取って念入りに準備していました。
EXPACTの『インターン』としてではなく、社員と同等にクライアントに向き合った経験は、これまでの業務で一番大変でした。裁量が大きいからこそ、クライアントの方からしたらインターンか社員かどうかは正直関係ないと思います。そのつもりで仕事をするにあたって、時間をひたすらかけて事前に聞かれることを予測しながら準備してきたのは、きつい部分でもあり楽しい部分もあったので、やりがいを感じました。
ーすごいですね。インターン生でありながらそこまで裁量を持てるってなかなかないですよね。
そうですね。これは社員のみなさんが、裁量を大きくして仕事を回してくださっているからこそで、本当にありがたい環境だと思います。
今後に活かせる実績を作れる環境を与えられ、自分でもチャンスを掴むために努力した部分はあるので、そこで改めて参加してよかったなと感じました。
ー大角さんご自身の努力をEXPACTの環境で最大限に生かすことができた点で、大角さんに合った場所だったんですね。改めて、EXPACTのインターンで得た気づきはありますか?
自分が成長できた点でお話しすると、大きく2点あると思っています。
まず、タイムマネジメントにすごく強くなりました。EXPACTはフルリモートで全員稼働しているので、自己管理が何よりも求められます。デザインの仕事だと、納期がかなり先の納品物について「いつまでに最終版ができあがっている状態にしないといけない」という条件だけが提示されるんですね。つまり、どのように業務を進めて、いつ社員の方にフィードバックをもらって修正して最終案を出す、といったロードマップを自分で立てる必要があります。業務外で普段から段取りをきちんと立てられるようになった点からも、タイムマネジメントに強くなった部分は感じます。
2つ目はテキストでのコミュニケーション能力が向上しました。社会に出ると当たり前に必要とされる、自分の話したいことを簡潔に要点を絞って伝えるスキルですね。
具体例だと、社員の方に相談するときに「このデザイン作ろうと思うんですけどどういうのがいいと思いますか」と丸投げで聞くのではなく、「私はAかBと考えたのでどちらがいいと思うかアドバイスをお願いします」と、必ず自分で仮説を立ててから2択から3択で答えられるような状態まで質問の解像度を上げられるようになりました。テキストベースでのやり取りは、意思疎通がうまくできなかったりと大変な部分もあるんですけど、これから活きるスキルとして身についたと思います。
自分のやり方がEXPACTに合っている部分と、自分が妥協する部分がどれかと考えたときに、一番合う働き方を模索中ではあります。今の私が得たことも必ずしも正解ではないしまだまだ改善の余地もあるとは思いますが、ここに気づけたのは大きかったですね。
ー目の前に相手がいないからこそ、いかに相手のことを考えてコミュニケーションを取るかは、当たり前のようで難しいことですね。どんな人がEXPACTのデザイナーインターンに向いてると思いますか?
そもそもデザイナーに限らずEXPACTに向いている人ですが、自信がなくてもやってみようという意欲があるかです。フルリモートのインターンはまだまだ珍しく、隣に上司の方がついて教えてもらうのが当たり前の世界です。だからこそ、まずは自分で考えたり、解決策を自分から見いだせる人。コミュニケーションの話では、私だったらテキストベースが最適だと思いましたが、逆にミーティングを自分で開いて直接聞く方が適切と考える方とかもいるでしょう。どちらにせよ、課題解決を自分でできる意欲がある人が向いていると思います。
EXPACTの『デザイナー』の話をすると、自分の仮説を立ててコミュニケーションが取れる人だと思います。ここでの「自分で仮説を立てる」ということは、迷ったときにただ聞いてみるだけではなく、実際にデザインとして二つの案を作って提案できるような気力・意識がある人です。
そんな人が来てくれれば、その人にとっても働きやすい環境だと思うんですね。私は自分でやりたいことがたくさんあるからこそ、裁量が大きくガツガツ進められる働き方が合っています。もちろん、みんながみんな入ってすぐできるかと言ったらそうではないですが、そこに気づくまでの気力を持てるかどうか、自分で気付けるか。ビジョンへの共感ももちろん大事ですし、その上で強い意思ややる気があれば活躍できると思います。
ー最後に、インターンを考えている学生のみなさんに一言お願いします!
インターンを考えている時点で、きっと「自信がなくてもやってみる」という意識は既にあると思います。経験がないことや仕事に対して裁量大きく携われることは学生の特権だとも思うので、やってみたい!と思ったら是非チャレンジしてみて下さい。
一緒に働けることを楽しみにしています!
ー本日は、ありがとうございました!
いかがでしたか?インタビューの中で、自分なりの気づきから仕事に責任を持って真摯に向き合う姿勢や、自分のスキルをとことん磨き続ける意欲の高さに、同じインターン生として刺激を受けました!
EXPACTには目標に向かって積極的に行動する学生が多く、その姿勢を存分に活かせる環境です!是非、興味のある方はご応募お待ちしています。