
静岡から、まだ誰も見ぬ“挑戦のストーリー”が生まれている。
静岡の空気には、かつてない熱が宿り始めている。
地方だからこそ、今だからこそ、 「やってみたい」を肯定し、明日への一歩を支えるムーブメントが、 世代も肩書も飛び越え、静かに、しかし確かに広がっている——
~探求学習とともに進化する地域イノベーション~
静岡県・静岡市では、次世代のイノベーターを育てるアントレプレナーシップ教育が急速に進化しています。高校生から若手社会人、起業家、クリエイターまで、多様な人材が挑戦できる環境が整い、地域全体で新しい価値創造のムーブメントが広がっています。さらに、近年は「探求学習」の要素が加わり、社会課題の発見から解決策の創出まで、より主体的で実践的な学びが展開されています。
静岡で「アントレプレナーシップ」といえば、近年注目されているのは高校生向けアントレプレナーシップ育成プログラム「FuJI(Future Japan Innovator)」です。これは静岡県が主導し、県内の高校生を対象に、起業家精神や実践的なビジネススキルを約7カ月間かけて身につけるプログラムです。
FuJIの特徴
国内外で活躍する起業家による講義やメンタリング
宿泊型のキャンププログラム、東京へのスタートアップツアー
チームや個人での事業アイデア創出と発表
参加費無料、選考あり
静岡発の次世代イノベーターを育成することを目指している
静岡で注目を集めているのは静岡若手起業家・クリエイター向けアントレプレナーシップ育成プログラム「TOMOLプロジェクト」です。これはEXPACT株式会社が主催し、静岡県および近郊の15歳以上40歳未満の若者を対象に、起業家精神や実践的なビジネススキルを約半年〜8カ月間かけて身につけるプログラムです。
地域探究プログラム「シヅクリ」・「エンジン」
地元企業と連携した探求学習
静岡の中高生が地元企業と協力し、地域の未来を築くイノベーションプランを考案。実在する企業を題材に、地域課題の発見から解決策の提案までを探求する。
プログラムの流れ
地域や企業のリソースを調査
チームでアイデアを出し合い、企画を立案
最終的にプレゼンテーションで発表
学びの特徴
「正解のない問い」に挑み、他者と協働しながら新たな価値を創造する力を育成。
Doer Tribe Hamamatsu
Doer Tribe Hamamatsuとは
Doer Tribe Hamamatsuは、浜松市が主催し、学生を中心に次世代のスタートアップ経営者やアントレプレナーシップ人材を育成するためのコミュニティです。大学生・高校生・専門学校生など多様な若者がFUSEに集い、地元企業や専門家と連携しながら、探究学習と起業家教育を実践しています。
主なプログラム内容
マインドセットプログラム(Will Based Learning)
自己理解を深め、社会や未来との接続を考え、人生の目的となる「Will」を徹底的に探求。対話やワークショップを通じて、主体的なキャリア観や課題意識を育成。ビジネスアクセラレーションプログラム
顧客思考やアイデア創発の手法を学び、ビジネス戦略に落とし込むスキルを習得。インサイト探索、問いの設定、価値創造、ビジネスプラン立案、想いの伝達まで体系的に学ぶ。地域企業・専門家との連携
地元企業や行政、大学、民間企業と連携し、実在する社会課題やビジネス課題を題材に、課題発見から解決策の提案までを探究。コミュニティ活動・ネットワーク形成
モチベーションの高い学生同士が日々交流し、共創できる場を提供。ビジネス経験豊富な人材や専門スキルを持つアドバイザーが伴走支援。成果発表(DemoDay)
プログラムの集大成として、チームや個人で考案したビジネスプランや課題解決案を発表。実社会での実践力やプレゼンテーション力を養う。
特徴
- 地域や社会の課題を自分ごととして捉え、主体的に解決策を探る探究学習
実践的なビジネススキルや起業家精神を身につけ、将来の多様なキャリアに活かせる
若手起業家・クリエイター向け「TOMOLプロジェクト」
──静岡発、若き起業家・クリエイターの実験場。伴走するのはいつだって、すでに火を灯した“現役の先輩起業家”。
焚き火を囲み、お互いの原体験を語り合い、「なぜやるのか——」を突き詰める時間は、単なるビジネススキルを超え、人生の羅針盤をくれる。
卒業すれば、仲間も、ネットワークも、“自分が自分らしく挑み続けられる力”も手に入る。法人設立、事業化。ここには既成概念を打ち壊す“実績”が続く。
TOMOLプロジェクトは、EXPACT株式会社が主催し、静岡県および近郊の15歳以上40歳未満の若者を対象とした実践型育成プログラムです。半年〜8カ月間、起業家精神とビジネススキルを磨きます。最大の特徴は、専門家がメンターになるのではなく必ず先輩起業家がメンターとなり、マンツーマンで個別に伴走支援を行う点にあります。法人設立、事業化。ここには既成概念を打ち壊す“実績”が続く。
参加者のメリット
実践的なビジネススキルと起業家精神の習得
先輩起業家との密なネットワーク形成
自分の情熱や原体験を社会実装につなげる力の獲得
法人設立や事業化に至る高い実績
TOMOLプロジェクトの特徴
現役起業家による講義や個別メンタリング
IT・製造業DX・IoTなど、静岡の地域性を活かした分野で活躍する起業家や投資家、専門家による定期的なメンタリングと講義を実施。
起業経験のない人がメンターになることはなく、実践的なアドバイスやネットワークを直接得られる設計です。原体験探求合宿・起業体験合宿
焚火セッションなど独自の「原体験探求メソッド」を用いた合宿や、ビジネスアイデアの社会実装を学ぶ起業体験合宿を全4回開催。都内起業家・投資家との交流やシリコンバレー派遣機会
静岡県内での合宿やスタートアップツアー、シリコンバレー派遣など、全国でも例のない国際的な実践機会を提供。チームや個人での事業アイデア創出と発表
参加者はチームまたは個人でビジネスプランを構想し、最終発表会(デモデイ)でプレゼンテーションを行う。参加費無料・選考あり
参加費は無料で、選考を通過した意欲ある若者が集まる。静岡発の次世代イノベーター育成を目指す
プログラム修了後、実際に法人設立や事業化に至った参加者も多く、静岡発の地方創生モデルとして全国的に注目されている。
スポンサー企業や100名超のコミュニティメンバーによるネットワーク支援も充実しています。
プログラム修了後も、資金調達や販路開拓、知財戦略などのアフターケアを実施。
2024年度は参加者22名、最終発表者9名、法人設立3件・事業化準備6件・受賞3件という成果を記録。「起業だけでなく、どんな職業にも生きる必要な“起業家精神”や好きなことを仕事にする“情熱”」を育むことを重視し、幅広い進路・キャリアに活かせるマインドとスキルの醸成を目指している。静岡でアントレプレナーシップといえば、「TOMOLプロジェクト」と、それを中心にした地域全体の教育・支援体制が代表的な存在です。
近年、静岡市で最も注目されているのは静岡次世代起業人材育成プログラム「Next Startup Shizuoka」です。これは静岡市が主導し、EXPACT株式会社が運営するもので、市内の中高生・大学生・若手社会人を対象に、アントレプレナーシップや実践的なビジネススキルを身につけることを目的としたプログラムです。
──枠を飛び越え、今度は小・中・高から大学生まで!
現役起業家と直接触れ合い、失敗を肯定し、「思いをカタチにする」ワークショップとネットワークが育つ。
現実の壁にぶつかっても、ここには“支えきる”仕組みがある。
何度でも挑戦し失敗できる、静岡流の“セーフティネット”。
Next Startup Shizuokaの特徴
現役起業家による出前講座・メンタリング
静岡ゆかりの起業家が小学校高学年・中学・高校・大学を訪問し、リアルな体験談や起業に必要なマインドセットを伝える講座を無償で実施。実践型ワークショップ・起業体験イベント
Startup Weekendや独自の起業体験ワークショップを通じて、アイデア創出からビジネスモデル構築、チームビルディングまでを体験。経営セミナー・ネットワーク形成
静岡イノベーションベース(SIB)と連携し、上場起業家や経営者によるセミナーや交流会を開催。起業を志す若者や経営者同士のネットワークを構築。スタートアップに必要なスキル習得プログラム
起業体験連続講座では、エンジニア・デザイナー・広報などの起業に必要なスキルを学び、インターンやプロジェクト演習を通じて実務経験を積むことができる。参加費無料・誰もが挑戦できる環境
すべてのプログラムが無償で提供され、選考を通過した意欲ある若者が集まる。失敗を肯定し、挑戦そのものに価値を置く文化を醸成。静岡発の次世代イノベーター育成を目指す
地域の起業家・専門家・行政・企業が連携し、静岡から新たなイノベーターを輩出することを目指している。
起業だけでなく、どんな職業でも必要な“挑戦心”や“情熱”を育むことを重視し、幅広い進路・キャリアに活かせるマインドとスキルの醸成を目指している。
静岡市でアントレプレナーシップ教育といえば、「Next Startup Shizuoka」と、それを中心にした地域全体の教育・支援体制が代表的な存在です。
静岡市で最も注目されている施設は静岡共創型イノベーション拠点「静岡市コ・クリエーションスペース(コクリ)」です。これは静岡市が主導し、一般社団法人静岡ベンチャースタートアップ協会(SVSA)が運営するもので、市内外の起業家、学生、企業、フリーランス、行政など多様な人々が集い、アントレプレナーシップや実践的なビジネススキルを身につけることを目的とした共創スペースです。
──市のど真ん中、自由に使える共創空間。
起業家、学生、企業、行政、多様な人が本気で交わって、アイデアも事業も次々に生まれる。
たった3カ月で0→1を駆け抜ける、創業期の“孤独”を“共創”へ変えるための場所。
コクリの特徴
現役起業家・専門家によるメンタリング・相談
常駐コミュニティマネージャーや起業家による、事業アイデアのブラッシュアップやイベント企画、マッチング相談などを随時サポート。実践型ワークショップ・起業体験プログラム
「しずスタ ZERO to ONE」など、アイディエーションから市場調査、ユーザーインタビュー、ビジネスモデル構築、ピッチまで、起業に必要な全ステップを体系的に学べる無料の創業支援プログラムを実施。参加者は3カ月間で事業アイデアの具体化からピッチまでを経験し、創業に至るまでを伴走支援。多様な交流イベント・ネットワーク形成
地元企業、首都圏企業、学生、フリーランスなどが垣根を越えて交流し、新たなビジネスやプロジェクトが日常的に生まれる「共創の場」。スキルアップ・インターンマッチング
地元企業と学生をつなぐ有償インターンシップや、専門家によるスキルアップセミナーも開催。若手人材の実践的な成長を支援。完全無料・誰もが挑戦できる環境
会員登録・利用料ともに無料。Wi-Fiやモニターなどの設備も自由に使え、平日10時~18時(イベント時は21時まで)開放。静岡発の次世代イノベーター育成を目指す
地域の起業家・専門家・行政・企業が連携し、静岡から新たなイノベーターを輩出することを目指している。多様な人材・企業の交流から新規事業や商品開発、行政課題解決プロジェクトも誕生。
静岡市でアントレプレナーシップといえば、「静岡市コ・クリエーションスペース(コクリ)」と、それを中心にした地域全体の共創・支援体制が代表的な存在です。
まとめ
静岡県・静岡市・浜松市では、年齢や立場を問わず、誰もが挑戦できるアントレプレナーシップ教育・支援体制が整っています。「FuJI」「TOMOLプロジェクト」「Next Startup Shizuoka」「コクリ」など、特色あるプログラムや拠点が次々と誕生し、静岡発のイノベーションが全国から注目されています。
これからも静岡の“挑戦する文化”に期待が高まります。
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