外部リソースの活用がカギになる?!
EXPACTでは、銀行借入、ベンチャーキャピタルやエンジェル投資家からの資金調達、株式投資型のクラウドファンディング(IFO)、補助金・助成金など、様々な資金調達手段から企業フェーズにあった最適な資金調達をデザインする支援事業を展開しています。静岡県を中心とした地方のスタートアップ支援も数多く手がけてきました。
スタートアップ企業や中小企業など資金調達のほか、人的リソースも必要になります。専門性をもつ外部リソースをうまく活用して広報活動や人材採用を行うことで、ビジネス展開を急速に成長させることにも大きく繋がるのではないでしょうか。EXPACTではそういった専門性のある業務も幅広く支援しています。今日は広報PR、人材採用の重要性や実情についてご紹介していきます。
広報PR(Public Relations)と広告(Advertising)の違い
「広報PR」と「広告」の違いは、なんだと思いますか?
広報PR(Public Relations)とは、「世間の認知度を高めるために、正しく理解をしてもらい、信頼関係を築き、最終的にファンになってもらうためのコミュニケーション」という意味を持ちます。一方で、広告(Advertising)とは、新聞やテレビ、雑誌、WEBなどの広告枠で、製品やサービスを掲載することです。「広報PR」と「広告」どちらも、企業や製品、サービスを知ってもらうために行う活動であるという点は共通ですが、有償であるか無償化であるかというところに大きな違いがあります。
「広告」は、新聞やテレビ、雑誌、WEB等のメディア媒体が持つ広告枠を購入し、企業は広告内容を提供します。掲載の形式や期間、メッセージなど広告内容には企業側の意志やメッセージを反映させることができます。わかりやすいものにテレビCMがあります。
「広報PR」は、情報を企業側からプレスリリースなどを用いて発信することで、掲載されることを目的としています。情報を取り上げるかどうかはメディア側が判断しますが、単純に発信だけを行えばよいのではありません。情報を発信するにあたり、企業や製品における市場調査や、誰にどのようなメッセージを届けたいのかというターゲット設定。そこに加えて、時事問題や季節などトレンドやメディア媒体ごとアプローチを考えるといった、広報戦略が重要とされています。このようにして、メディアに取り上げられた情報は「記事」や「ニュース」となり、客観的な視点で価値を判断されるため、高い信頼を得ることができます。また、企業からの情報発信は“プレスリリース”だけではなく、近年TwitterやInstagramなどのSNSを活用した企画を行う手法も増加し、注目されています。
採用激戦時代にSNSが大きな武器に
求人募集数に対して応募が少ない超売り手市場が社会問題になっている現在、大手企業でさえ採用難だと言われています。企業側が今取り組むべきことについて、考えてみましょう。
最近、話題になった手段として挙げられるのが企業の“情報開示”です。例として、企業が運用するSNSは、広報PR、広告においてもユーザーの興味を引く大きなツールになっていますが、内容として現場社員の声や、企業の雰囲気、企業理念などを発信することで採用にも繋がっています。今まで、見えなかった企業の中の情報、いわゆる社員の本音といったことや社内環境などリアルな姿を見ることは、応募者にとってもその企業をより身近に感じることができます。
もう1つ事例を挙げると、採用面接用の会社紹介資料をインターネット上に公開したIT企業では、SNSで紹介資料が大きく拡散され、公開前と比較して採用応募者数がなんと5.3倍に増えたそうです。紹介資料には、会社概要などの基本情報に加えて福利厚生や評価制度、給与テーブルなどが公にされており、応募者は自身の働く姿を描きやすいのではないでしょうか。きちんと情報を発信、公開していくことで、よりマッチ度の高い人材を獲得することにも繋がると言えるのではないでしょうか。
EXPACTでは、今回紹介した広報PR支援事業として、クライアント企業様の置かれている環境を分析し、各クライアント様に必要な施策・戦略のご提案、実行。また、SNS・広告等を活用した販売プロモーション支援、人材採用支援も行っています。お気軽にご相談ください。
EXPACTでは、特にスタートアップ企業への補助金活用や資金調達を強みとしており、実績・経験も多数ございます。資金調達成功に向けて、パートナーを探している、また詳しく話を聞いてみたいという方はお問い合わせください。